安定の憧れの職業「公務員」じゃない?公務員を辞めたい人続出の理由が…

安定の憧れの職業「公務員」じゃない?公務員を辞めたい人続出の理由が…
転職コラム

あなたは公務員に対してどんなイメージがありますか?
一般的には「憧れの職業」なんて言われているので、理想的な職業だと思っている人も多いと思いますが、実際に働いてみなければわからない特有の悩みもあるようです。
そこで今回は公務員を辞めたい人が続出している理由について紹介していきたいと思います!
「公務員に憧れている」「公務員になりたい」「実際に公務員で働いてる」という人もぜひ参考にしてみてくださいね。

 

実際に公務員を辞めたいって思っている人の声

 

公務員に対する世間の10のイメージ

公務員に対する世間のイメージ①収入が安定していそう

公務員と聞くと真っ先に「収入が安定している仕事」というイメージが浮かぶ人も多いと思います。
大企業でも倒産の危機がある現代の世の中で、多少の上下はあれど、毎年ほとんど同じ額の収入が得られる公務員は安定している仕事と言って良いでしょう。
年収の額は公務員の種類によってもまちまちですし、会社員の方が収入が高いケースもありますが、安定の面では公務員の方が勝っているでしょう。

 

公務員に対する世間のイメージ②社会的な信用度が高そう

公務員は公務員制度によって法令で定められあ身分なので、社会的に信用度が高いイメージが付くのも自然なことでしょう。
実際に、クレジットカードや住宅ローンの申請の時も、一般的なサラリーマンに比べると審査が通りやすいと言われています。

 

公務員に対する世間のイメージ③クビにならなそう

一般的な企業に勤めていると、多かれ少なかれリストラの恐怖が潜んでいるものです。
今は大丈夫でも、「来年はどうなるんだろう…」という心配も拭いきれません。
しかし、公務員はよっぽどのことがない限りクビになることはありません。
もちろん不正行為をすれば懲戒免職などの可能性もありますが、そのようなことがなければ公務員という身分で居続けることができるんです。

 

公務員に対する世間のイメージ④転職がなさそう

公務員の種類にもよりますが、「転職がなさそう」というイメージは大体合っています。
例えば、市役所などに勤務している公務員には転職がありません。
ただし、国家公務員などは転職もあり得るので、夫婦で転居、もしくは子どもがいる場合は単身赴任になるケースもあります。

 

公務員に対する世間のイメージ⑤残業がなさそう

公務員は「残業がない」「定時に帰れる」というイメージを持たれて、実際に残業はないのが当たり前で、定時で帰れる公務員も多いです。
しかし、公務員の種類によっては勤務時間が不規則だったり、残業をしなければいけないこともあります。
公務員であれば全員、残業がないというわけではないんですね。

 

公務員に対する世間のイメージ⑥公務員採用試験は難しそう

国家公務員採用総合職試験の倍率は7倍程度と言われています。
公務員の種類によっても試験の内容や倍率は異なりますが、全体的に倍率は高い傾向にあると言えます。
試験に合格しなければ公務員にはなれないので、倍率が高ければ高いほど公務員になるのも難しくなるでしょう。

 

公務員に対する世間のイメージ⑦女性の公務員は少なそう

最近では女性公務員の採用・登録が増えているため、以前よりは国家公務員として働く女性も増えてきました。
しかし、応募の段階で男性よりも女性の方が少ない傾向にあり、国家公務員に採用される女性は、男性に比べるとまだまだ少ないようです。

 

公務員に対する世間のイメージ⑧サラリーマンとは考え方が違いそう

学校卒業後、民間企業に入ることなくすぐに公務員になった人の中には、上から目線で民間企業と公務員を比べたり、何かと民間企業を見下す人がいるようです。
そのため、ネガティブな意味で「サラリーマンとは考え方が違いそう」というイメージを持たれがち。
一方で、一度民間企業や他の職業を経験してから公務員になった人は、考え方にも柔軟性があって女性受けも良い傾向にあるようです。

 

公務員に対する世間のイメージ⑨融通が利かなくて頑固そう

公務員に対して「融通が利かない」「頑固な人が多い」というイメージを抱いている女性は多いようです。
公務員は仕事柄、ルールを厳守することを意識している人が多く、対応や考え方もどこか堅くなりがちなので、マニュアル人間のようなイメージを持たれてしまうのかもしれません。
もちろん全ての公務員の人がこうだとは言い切れませんが、真面目がゆえに頑固な人も少なくないでしょう。

 

公務員に対する世間のイメージ⑩結婚相手にしたい職業

ネガティブなイメージが続いてしまいましたが、公務員は信頼度も高く安定している仕事なので「結婚相手にしたい職業」としても人気があります。
また、公務員は守らなければならないルールも多く、普段から真面目な人も少なくありません。
女性は結婚相手に収入や生活環境だけでなく、精神面での安定も求めていますから、そんな公務員に対して魅力を感じるのは自然なことかもしれませんね。

 

急増!公務員を辞めたいと思っている人の14の理由

公務員を辞めたい理由①人事に不安・不満がある

一般行政職公務員の仕事は、環境や福祉行政などの市民サービス、道路や下水道などの都市整備、税務や人事、総務ととても範囲が広くなっています。
そのため、数年で部署が変わることも珍しくありません。
公務員の評価や人事は、単に階級や収入に関わるだけではありません。
「人事異動先がどこになるのか」「新しいスキルや人間関係を築かなければいけない」といった緊張と常に紙一重なんです。
こんな不安や緊張感が続けば、公務員を辞めたくなるのも当たり前のことかもしれませんね。

 

公務員を辞めたい理由②残業や休日出勤が多い

公民格差の是正が問題視される中で、公務員定数は減らされ続けています。
そのため、業務量に応じた人員配置ができていない部署も多く、長時間過労働をしている公務員が増えてきているんです。
「残業・週休2日」に憧れて公務員になった人は、公務員に対して魅力を感じなくなり、仕事を辞めたいと思ってしまうようです。

 

公務員を辞めたい理由③公務員バッシングに耐えられない

公務員に対する国民の目は冷たく、「税金分しっかりと働いているのか」「楽をしているんじゃないか」という厳しい声があります。
国や地方自治体が提供するサービスは、ほとんどが法律で決められたサービスであり、国民から求められた全てのサービスを提供できるわけではありません。
意見や気持ちの行き違いが起こるのも当然のことなのに、今やそれに激しい公務員バッシングが加わります。
公務員として働いているだけなのに、バッシングを受けるなんて理不尽なことです。
多少労働条件が悪くなったとしても、気持ちよく働ける職場を求めて民間企業へ転職する人も多いようです。

 

公務員を辞めたい理由④人間関係によるストレス

先ほど紹介したように、公務員は人事異動が多く、人間関係の変化も多い職場と言えるでしょう。
例えば、異動先の同僚が全く仕事に精通していなかったり、仕事に慣れていない上司の指示に従わなければならないケースだってあります。
それに加え、行政サービスを受ける国民との間にも人間関係は発生しますから、人間関係によるストレスは、公務員を辞めたくなるほど大きな負担になるようです。

 

公務員を辞めたい理由⑤モチベーションが上がらない

公務員は安定した収入を得れる職業ですが、生涯賃金が事前に予測されているためモチベーションが保てない場合もあります。
どんなに頑張っても昇給の幅はあらかじめ決まっていますから、自分の頑張りが認められたという実感は少ないかもしれませんね。
そのため、自分の努力と成果に応じた収入を求め、公務員を辞めていくケースも目立っているようです。

 

公務員を辞めたい理由⑥人生の節目での転職

公務員は、民間企業に比べると有給休暇や産休、育休の取得率も高いですが、家事や育児は女性だけでは担うことができません
家庭や子育て環境を豊かにしたいと考えたら、男性も女性と同じように育休や介護休暇が取得できるのが理想的です。
公務員でも民間企業でも、まだまだ男性が育休や介護休暇を取得できる職場は少ないですから、人生の節目で公務員を辞め、自分に合った働き方を再検討する人も多いようです。

 

公務員を辞めたい理由⑦専門性を生かしたい

公務員バッシングは公務員にとって、かなり大きなストレスになります。
「バッシングに耐えてまで働き続ける価値があるのか?」「公務員を辞めたい」と考え始めるのは自然なことでしょう。
例えば女性比率の高い介護士や教師、保育士などの専門職の公務員は、民間であっても同じ仕事を続けることができます。
公務員に比べると労働条件が悪くなることもありますが、自分にとっての天職であれば、公務員という肩書よりも気持ちよく働ける職場を選ぶのは当然のことでしょう。

 

公務員を辞めたい理由⑧家庭での負担・ハラスメント

既婚女性の家事負担は少しずつ減ってきてはいるものの、子育ての負担は圧倒的に女性にのしかかっている状態です。
子育てに理解ある上司や同僚に恵まれたとしても、繁忙期になればいつでも寛容に接しあえるとは限りません。
また、女性の場合は男性以上にハラスメントに遭遇する不幸が多く、家庭での負担やハラスメントが原因で公務員を辞めていく人も多いようです。

 

公務員を辞めたい理由⑨激務

行政サービスは国の法律によって執行されるので、新しい法律ができたり、改正されるたびに通常業務に加え、改変作業をしなければなりません。
予算や決済時、選挙や自然災害の発生など、見えないところで激務に耐えているのが公務員です。
さらに、財政圧迫を理由に公務員の定数削減が大幅に行われましたから、これまで以上の激務に耐えられなくなったという人も少なくないでしょう。
激務であるうえにバッシングが加わるのですから、公務員を辞めたいと思うことは決して贅沢なことではないでしょう。

 

公務員を辞めたい理由⑩自分らしく働きたい

特に女性公務員の場合、男性との賃金格差はないものの、幹部職員への登録率はまだまだ低く、女性の能力が十分に発揮できる環境とは言えません。
一般行政職公務員は、関わる仕事の幅も広いため、仕事を通して魅力的な生き方であったり、自分にふさわしい仕事に出会うこともあります。
それが仕事であっても、趣味や社会活動であっても、自分らしい働き方・生き方を求めて公務員を辞めたいと思う女性も多いようです。

 

公務員を辞めたい理由⑪理想と現実のギャップが激しい

難易度の高い公務員試験をクリアしたばかりの新卒職員は、思い描いていた理想と現実とのギャップに驚いた人も多いようです。
特に新卒職員は通常業務に加え、しばらくは研修が続き、予算や決算時期には議会での承認を得なければならないので当然議会や議員の対応にも追われます。
思い描いていた職場と違えば、いくら人気の公務員であれ辞めたいと思ってしまうのは当然のことでしょう。

 

公務員を辞めたい理由⑫給与が低い

地方公務員であれば自治体ことに公務員の給与は決められていて、平均800万円というのは大都市だけで、部長や局長、副市長などの幹部職員の給与を含めた平均賃金であることは忘れてはいけません。
国家公務員も地方公務員も所属する部署によって給与は大きく異なりますが、新卒職員の給与は14万円~せいぜい20万円弱というのが現実です。
民間企業と大差ありませんし、場合によっては民間企業より低いケースもあります。
平均賃金を目安に公務員に就いた場合は、それほど高くない給与にがっかりして公務員を辞めていく人もいるようです。

 

公務員を辞めたい理由⑬責任に耐えられない

公務員の仕事は、国民の安全と財産を守ること、福祉や教育などで人の人生に大きく関わる仕事です。
また、窓口での仕事の多くは相談業務で、生活保護や保育所の待機、障害福祉や介護など、人の人生の大きな困難にも向き合う仕事です。
責任感が強い人や、社会人になったばかりの新卒職員は、公務員ならではの重圧に耐えられなくなって仕事を辞めていく人も多いようです。

 

公務員を辞めたい理由⑭つまらない

公務員は安定している仕事として人気ですが、安定しているということは、同時に先が十分に予測できるということにもなります。
安易に予測できてしまう将来をつまらないと感じれば、公務員を辞めたい理由にもなるでしょう。

 

おわりに

今回は、公務員に対する世間のイメージと、公務員を辞めたい人が続出している理由について紹介してきました。
世間のイメージと実際の公務員の声を見ると、かなりのギャップがあることがおわかりいただけたかと思います。
いざ公務員を辞めるとなれば「公務員を辞めるなんて贅沢」「もったいない」などと言われがちですが、働くのは自分なので、周りの人の意見に左右されずに転職を考えるのも、自分の視野や可能性を広げるきっかけになるでしょう。

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