失敗しないための履歴書の自己PR欄のNGな書き方と、添削例文を紹介

失敗しないための履歴書の自己PR欄のNGな書き方と、添削例文を紹介
転職コラム

就職活動や転職の時に必ず必要になる履歴書ですが、一番難しいのが自己PR欄に書く内容じゃないでしょうか?
何度も書いていれば書き方はわかってくるものの、自己PRの欄で毎回つまづく人も少なくないと思います。
そこで今回は履歴書の自己PR欄のNGな書き方のポイントと添削例文を紹介していきたいと思います!
NGポイントをしっかり押さえることで、好印象な自己PR文を作っていきましょう♪

 

自己PRとは

自己PRとは、コトバンクによると以下のような説明が書かれていました。

自己PRとは、企業に対して“自分のいいところ”をアピールすることです。自己PRでは自分の長所や特徴について、いかに相手を納得させられるかがポイントになります。よく自分をアピールするものが見つからないという人がいますが、どんな人にもいいところはあります。自己PRを資格や特技、趣味といったものに限定してしまうのではなく、自分が学生時代に頑張ってきたことや力を入れたことに範囲を広げるようにしましょう。つまり自己PRで大切なのは、ある経験を通して何を学び、何を感じ、それによって自分がどう成長したのかということ。
出典:kotobank.jp

履歴書の自己PRでは、これまでの経験から自分にはどんなスキルや能力があるのか、具体的なエピソードを元に採用担当者にアピールしていきます。
企業側は採用のために多くの時間とお金をかけていますから、そのようなコストをかけてでもその人を採用するメリットがあるのかを、自己PRを通じて企業にプレゼンしていくのです。

 

履歴書の自己PR欄のNGな書き方のポイント

自己PR欄のNGな書き方①肩書に頼っている

「大学時代はサークルで部長をしていました」「アルバイトではリーダーを任されていました」というのは自己PRにはもってこいの経歴で、実際にこのような経歴を自己PRに書く人は多いです。
しかし、採用担当者からすると団体名は違えど、肩書きだけでは大差ないと感じるのが正直なところ。
もちろん肩書を自己PRに使うこと自体が悪いわけではありませんが、大事なのは「なぜリーダーになろうと思ったのか」「そこで何を得たのか」「何をしたのか」を熱意をもって語れるかということです。
肩書を書く場合はプラスαで自分だけのエピソードを添えると良いでしょう。

 

自己PR欄のNGな書き方②何をアピールしたいかわからない

自己PRを書くときは「言いたいことは1つに絞る」というのが大切で、「1つ1つの内容は大したことないから沢山のエピソードを入れておこう」というのはNGです。
自分がやってきたことを棚卸しするのは良いことですが、それを羅列したところで何のPRにもなりません。
自分のアピールできるポイントを全部並べて、その中から応募企業に響きそうなポイントをチョイスしていくのが◎
また、結論までが長い自己PRもアピールポイントが不明瞭になりがちなので、結論は先に伝えておくと良いでしょう。

 

自己PR欄のNGな書き方③抽象的で具体性がない

自己PRをキレイにまとめようとすればするほどハマってしまうのがこのパターン。
「コミュニケーション能力があります」「積極性があります」などの抽象的な言い回しはNG。
例えば「コミュニケーション能力があります」というのが自己PRなら、「旅行が好きで、ゲストハウスに泊って地元の方と話し、ガイドブックには載っていないその地域の魅力を聞くのが楽しみです。貴社の〇〇の面では~」という風に、具体化すると同時に応募企業で活かせそうな能力もアピールできると良いでしょう。

 

自己PR欄のNGな書き方④「〇〇性」「〇〇的」というワードが多い

例えば、「協調性」「積極的」「主体的」「論理的」といった部類のワードのことです。
違和感なく使っている人も多いと思いますが、このような人によって認識が異なるワードは自己PRには不向きです。
ある人は「休日の土曜日に1人でグランドでサッカーの練習をしている人」を積極的だと思うかもしれません。
ですが、ある人は「毎日朝5時に起きて、大学に通うまでの2時間しっかりと練習をして、なおかつ休日も1人で黙々と練習する人」をはじめて積極的だと思うかもしれません。
このように、人によって認識に大きなブレが生じるワードは自己PRでは使ってはいけません。
「〇〇性」「〇〇的」という概念を持ち出した瞬間に、自己PRの内容が一気に抽象化してしまいます。

 

NGな自己PRの例と添削例文

NGな自己PRの例①ネガティブすぎる

仕事が忙しくなり、周りのメンバーの余裕がなくなってしまったため、私自身が担当しなければならない仕事が増え、達成感を味わえなくなったことが転職の理由です。

ワーストポイント

自己PR欄はアピールできることを記載する項目なので、ネガティブな転職理由であれば書かない方が良いでしょう。
アピールする中でどうしても必要な場合は、転職理由を周囲の環境のせいにするのはやめましょう。
「うちでも同じことを繰り返すのではないか」と採用担当者を不安にさせてしまいます。

添削例文

「前職ではスタッフ管理や事務作業に時間を取られるあまり、お客様と直接コミュニケーションを取る時間が少なくなってしまいました。
そこで“コミュニケーションがしっかりとれる仕事”に就くことで、これまで培ってきた“お客様の要望を確実にキャッチした上で、ベストな提案ができるコミュニケーション力”を発揮し、貴社に貢献したいと考えています。」

 

NGな自己PRの例②文章が整理できていない

現在私はウェブ関連ソフトウェア開発を担当するSEをしております。
弊社の製品は親会社のブランドで市場に出回るため、例えお客様から高く評価していただいても、それは弊社ではなく親会社に対して向けられるのが現状です。
このように、お客様の役に立っている実感が乏しい現職に虚しさを感じ、人の役に立つ仕事、特に以前から興味があった医療に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。
MRは、自社製品についての正しい知識を医療関係者にご理解いただくことを通じて、地域の医療に貢献し、地域の人々に幸せをもたらすことができる仕事だと考えています。
充実した研修によって一人前のMRに育て上げるカリキュラムの整った貴社であれば、MRとしてのキャリアを着実に積んでいけるのでは、と考え応募いたしました。

ワーストポイント

自己PRなのに志望動機や職務内容への希望が混在しています。
あまりにも整理されていない文章だと、どれがアピールポイントなのかわかりにくく、内容以前に採用担当者も読む気をなくしてしまうでしょう。

添削例文

「私はついつい仕事に熱中してしまうタイプで、勤務中だけでなく休日も製品開発に役立ちそうな情報収集に余念がありませんでしたので、同僚からもまじめで、責任感の強い性格だと言われていました。
この責任感は、薬剤という人の命に係わるものを扱うMRの仕事にも必要な要素だと考えています。
また、どんなに忙しい時でもコミュニケーションを重視し、良好な人間関係を維持できました。
このコミュニケーション能力は、お客様と接する機会が多いMRの仕事でも活かせると考えています。」

 

NGな自己PRの例③一言しか書いていない

今までの経験を活かし、ユーザーのニーズに的確に応えられるような仕事に就きたいと思います。

ワーストポイント

「今までの経験」が何なのか、具体的にどういう職種に就きたいのかが説明不足です。
また、動機部分も不明瞭で、あいまいな表現では相手に伝わらないでしょう。

添削例文

「不動産賃貸の営業職に従事した5年間で、どんな方とも年齢や肩書に関係なく、丁寧なお付き合いができるようになりました。
一方で難しい意見を出し合う家主さんや借主さんと応対しているうち、営業する商品を自分で作成できないもどかしさを感じることも多く、もっと商品作りの段階から深く関われる仕事はないのかと考えるようになりました。
そんな時、普段何気なく使用していた空室情報のネットワークシステムは、どのように他の店舗と情報のやり取りをしているのだろうと、その仕組みに興味を持つようになりました。
そこでお客様一人ひとりのニーズに丁寧に応対してきた経験を活かし、ユーザーのニーズを的確に拾い上げることのできるネットワークエンジニアになることを目指し、サーバーの勉強などをしつつ、少しでも知識を増やすためにソフトウェアテストの仕事をしています。」

 

NGな自己PRの例④受身的な表現が多い

MRの基礎知識はもちろん、プロジェクトマネジメントについても教えていただきたいと思います。

ワーストポイント

「教えていただきたい」という表現では自分に自信がなく、他人を頼りにしているイメージを与えてしまいます。

添削例文

「医療品の知識を身に付け、お客様との信頼関係を築いていくことに加え、プロジェクトマネジメントについての知識も貪欲に勉強し、身に付けていきたいと思います。」

 

NGな自己PRの例⑤熱意ばかりで裏付けがない

営業のサポート役として顧客トラブルの処理窓口を担当していました。
貴社の業務でも、必ずこの経験を活かすことができるはずだと考えています。

ワーストポイント

これでは顧客トラブル対応の窓口になった事で、なぜ営業との信頼関係を築けたのかがわかりません。
そのプロセスが採用担当者にも伝わるように記入しましょう。

添削例文

「顧客トラブルの窓口になった際、普段から営業の顧客情報を把握しており、小さなトラブルであれば自分で処理、大きなものは上司に報告。
このように自分で判断した結果、営業との信頼関係を築くことができました。
このようにして培った信頼構築力は、貴社の業務でも活かせると自負しております。」

 

おわりに

今回は、自己PR欄でのNGポイントと添削例文について紹介してきました。
自己PRのNGポイントはおわかりいただけましたか?
見直してみても「自分ではどこが悪いのかわからない」という人は、率直な意見を言ってくれそうな家族や先輩に相談して、第三者の意見を聞いてみるのもおすすめです。
自分の自己PRを客観的に判断してもらうことで、より相手に伝わりやすい自己PRを書くことができるでしょう♪

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